2008年11月11日

親子農業体験レポート【第4回】

ゴーゴーご組事務局より
10月18日土曜日に、神戸市西区神出の兵庫楽農生活センターで開催された
親子農業体験教室の様子をレポートいたします。


兵庫楽農生活センターでは
毎年、施設内の水田でお米づくりを体験する
親子農業体験教室が開催されています。
4回目の今回は稲刈り。



まさに天高くと、文句なしの秋晴れ。絶好の稲刈り日和の朝、夏を乗り越え一回り大きくたくましくなった子どもたちが、約2か月ぶりに田んぼに戻ってきました。

子どもたちに負けず稲たちもぐんぐん成長。空に向かってまっすぐ伸びていた穂も、ずしりと重くお米が実って頭を垂れています。そして見渡す限りの黄金色!雌岡山の麓にはゴールドの絨毯が広がっているようです。「今年は気候もよく、台風も来なかったから順調に育っているね」とは、ボランティアの地元農家の方。なるほど、稲穂のお米もまるまると太り、豊かな実りとなっているようです。
受付を済ませると、まずは稲の刈り方について説明がありました。ポイントは、指を切らぬよう稲を持つ手は親指を上にして、鎌が足にあたらぬよう鎌を持つ手の方の足を前に出して・・・などなど。
「鋭い鎌を使う作業ですのでケガのないよう気をつけて、楽しみながらがんばりましょう!」とインストラクターさん。


田んぼはあらかじめ周囲をコンバインで稲刈りしてあって、田んぼに入りやすいようにセット。水はすっかり引いて、土は程良い弾力が。朝露の雫をまとった稲の葉をしっかりと掴んで、いよいよ作業はスタートです。
最初は少し戸惑っていた人もいましたが、時間とともに慣れて鎌を持つ手も軽快に。太く立派に成長した稲の株。なかなか切れにくいのでは…と思っていましたが、コツをつかむと意外と簡単に切れるもの。刈った稲は5束くらいずつコンバインのところへ持って行き、その場で脱穀してもらいます。小さな子どもが両手いっぱいに、自分の背丈くらいある稲の束を抱えて一生懸命に…でもちゃんと一人でコンバインのおじさんのところまで運びきりました。おつかれさま。稲を刈っては運び、刈っては運びと力を合わせての共同作業、さすがは家族、息が合っています。


稲を刈ると、穂陰に隠れていたカエルやイナゴが逃げ出して跳んできますが、虫取りに熱心な子どもたちが元気よく追いかけます。なるほど、虫やカエルたちの安住の地だったのですね。こんなところからも田んぼがただお米を作るだけの場所ではなく、生き物たちのすみかとして重要な役割を果たしていたことを再確認しました。田んぼはまさに自然の宝庫なのです。

子どもたちも鎌を片手に額に汗。「おもしろい?」と声をかけても「おもしろいよ!」と返事はあっても目は稲株へ。はじめての稲刈りにもうすっかり夢中です。中には遠足で稲刈り経験のある小学生も。なるほど、手つきが上手ですね。大人たちは「力を入れなくてもスッと切れて、感触が快感です!」と笑顔。時に雑草を取り除きながら手際よくテンポよく刈るごとに、コンバインの袋には籾が貯まっていきます。
田んぼの半分近い面積を刈り終えたところで、残念ながら時間切れ。あとはコンバインにお任せ。コンバインはすごい勢いとスピードで、みるみるうちに田んぼをはだかにしていきます。その勇ましい姿は、男の子たちの熱い視線を浴びていました。

一段落ついてから、前回作成したかかしを片づけることに。これまでずっと雨にも風にも猛暑にも負けず田んぼを見守ってきたかかしたちに感謝の念を込めながら、丁寧に解体していきます。わがゴーゴーご組のかかしもすっかり色あせて…おつかれさまでした。解体したかかしはきちんと分別。竹はくくって再利用、藁はまた田んぼに戻します。


作業が終わっても、子どもたちは黄色い蝶を追いかけたり、バッタやカマキリを見つけたりと大忙し。草むらに耳を澄ませばコオロギやキリギリスの声も。虫取り網は夏休みが終わっても大活躍の様子です。


それでは、今日の感想を…

「こんなにいっぱいお米ができて、スゴイ!
「手首が疲れたけど、楽しかったです」
「今日刈り取ったお米を食べるのが楽しみ!
と、子どもたち。一生懸命がんばって自分たちで育てたお米ですから、きっと味も格別でしょうね

一方の大人たちは

「あんなに小さかった苗がこんなに成長して…感動ですね
「しばらく期間が空いたので、この日がとても待ち遠しかったです。子どもが家でこの体験教室の話をよくしてくれます。今日は良い思い出になったと思います」
「スパッ!と刈れるのでとても気持ち良かったです。良いストレス解消になりました
「市販のお米しか食べたことがないので、早く食べてみたいですね。とっても楽しみです!」

と、みなさんお楽しみの試食は、次回の収穫祭(11月1日)です。収穫した籾はそれまでに乾燥、もみすり、精米とおいしいごはんになるべく着々と準備が進みます。もちろん、収穫祭にはゴーゴーご組もかまど持参で参上します!次回もお楽しみに!


  

Posted by ゴーゴーご組スタッフ at 18:12Comments(0)TrackBack(0)親子農業体験教室レポート